有ると結構重宝するものですが、道具箱に入れて置いて、いざ使おうとした時、
鞘が”きつくて抜けない”時は有りませんか?
製造元から出荷の段階ではちょうど良く調整してあるのですが、乾燥や湿気により鞘がきつくなることが有ります。
では きつい場合の抜き方を説明しましょう。
!!要注意!!【そのまま力任せで抜きますと、抜けた瞬間、持ち手を切る恐れが有ります】
まず 左手は小刀の本体を中指から小指でつかみ、親指で鞘を持ちます。(写真)
右手は小刀の鞘を左手と同じようにつかみ、親指を本体を持ちます(写真)
両手で抜きますので写真の様に持ってください
次に 本体と鞘をしっかり握り、両方の親指でお互い交互に押し合います。すると少し鞘が抜けてきます。
これでも抜けない場合は、そのまま 同じ動作を繰り返し、鞘を抜いて行きます
ゆるくなったところで鞘を抜きます。
以上で抜けない場合は、動作を中止して、販売店に相談してください。
無理は禁物です。
どうしても抜きたい場合は道具を使って抜きます。 しかし、入れるとまた同じ現象になりますので、鞘の調整が必要です。鞘の調整は【同ブログ『小刀の鞘を調整する』へ】
使い終わったら鞘に戻しますが、間違った戻し方をすると、また抜けなくなります。
正しい戻し方は『鞘の方向』を確認して鞘を入れてください。
鞘には必ず刃の向き側に『切り込み』を入れてあります。写真参照
この『切り込み』を目印に小刀の刃の向きを合わせて入れます。
以上 安全に、正しく使ってください。