ノコギリの切り方(挽き方)
※初めて使用する方(初心者の方)は、ちょっと目が細かい鋸をお勧めします。切り始めの引っ掛かりが少なく、引きやすい。
※材木をしっかり固定する。(クランプ、手、足などで固定)・・・・・・・・・・材木が固定されていないと鋸がバタつき上手く切れない。
※切り始めは、押さえている手の親指で鋸身をガイドして、鋸が左右に振れるのを防いで切り始める。
※鋸は縦引き、横引きを使い分ける。・・・・・・・・・縦引きは出来るだけ鋸を立てて切り、横引きは20度から30度の角度で切る。
※ポイント
目線を鋸のラインと墨線のラインを重ね合わせ、切る位置を親指の先で固定する。全ての墨線と鋸が合っているか確認して切る。
挽き始めは軽くゆっくりと挽き、切り溝が出来てきたら挽く時に力を入れて切り、そのあとは鋸身を墨線に沿って切って行く。
無理に切ろうと力を入れない。
切終わりはゆっくりと、切断される材料を保持し、脱落を防ぐ。
横挽き
1.縦挽き(板材を長く切る時の切り方)
2.縦挽き(短かく切る場合)鋸を立てて切る。
3.縦挽き(角材を切る場合)
ホゾを作る場合:残るホゾが重要 ※線のどちら側を切るか確認をする。
胴付き部分の墨線は残すように切る。
ホゾ部分の墨線は残すように切る。
ワンポイントアドバイス ※鋸を使って、凹部分を簡単に欠き取る方法
欠く部分を鋸で切り目を入れ、ノミで欠く。
切り目は、残す墨線まで。切り過ぎに注意。
切込の半分ずつを切り取って行く、一度に切り取ると反対側が大きく欠ける事がある為注意する。